【 ライシン 】厚さ10cmのインフレーターマット 使ってみた!

空気の入り方、寝心地、収納のしやすさは?

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既存商品で大好評を頂いているワイドインフレーターマット(厚さ8cm)に続き、今回は新たにワイドな幅はそのままに、厚さがなんと10cmのインフレーターマットが登場しました。
早速、空気の入り方、寝心地、収納のしやすさなどを試してみました。

アウトドア

2024.01.05

ライター : koma



インフレーターマットの外観

サイズはシングル(幅70cm)とダブル(幅130cm)の2サイズ。長さはどちらも共通で200cmです。

サイズ大きさ 大きさ目安 スタッフ身長163cm
大きさ二人ダブル ダブル:(上)スタッフ身長181cm、(下)スタッフ身長163cm

長さもしっかりあるので足先がはみ出ることはありません。シングルは大人1人でも余裕のあるサイズ。軽いので移動も簡単。
ダブルは大人2人で寝られるサイズです。ファミリーやカップルでゆったり使えるサイズです。

スタッフ身長163cm

表の色はアイボリーとブラウンがあります。収納袋と裏面はどちらも共通の色になります。

color アイボリーは明るいベージュで、野外だと太陽光で明るめに見えます。ブラウンはこげ茶ですね。
裏面はオレンジが強めのブラウン。収納袋は柔らかいミルクチョコレートのようなブラウン。



収納袋に入った状態

畳む時の空気の抜け具合によって多少変わりますが、大体こんなかんじの大きさになります。

収納外観スタッフ身長163cm 腰より下くらいの大きさです。
収納袋が大きい 大き目の収納袋だからスムーズ。

収納袋はどちらも円筒形で、シングルは50×80×直径35cm、ダブルは75×80×直径45cmのビッグサイズです。
マットの折り畳みサイズは力ややり方によってサイズ差が大きくなりがち。 アウトドア製品ってなるべくコンパクトに収納する為に、収納袋もギリギリ、ピッチピチなものが多くて。
一回使ったら最後「え?これ入るの?!」からの無理やりねじ込んで、初回から収納袋破壊ッていう事が私はよくあるのですが・・・私だけですか?
このマットはちょっと巻きが弱かったかな、と感じた時でもスルッと入ります。この収納袋が大きいのはポイント高いですね。



収納袋に入れて車に積むとこれくらい( 軽自動車|スペーシア )

シングル 車載時 シングルはトランクに入る大きさです。
ダブル 車載時

ダブルは軽自動車のトランクには入りませんでした。後部座席1席分くらいのスペースが必要でした。



車に敷いたらこれくらい( ミニバン|アルファード )

シングル 設置時 シングルは2枚並びました。
ダブル 設置時 ダブルは1枚で幅ぴったり


膨らむ前の状態

膨らむ前の状態

収納袋から出して広げるとこんなかんじ。何と言いますか・・・ぺたんこの油揚げみたいです。





本当に自然に膨らむ?

バルブ バルブの吸気モード/排気モードを間違えないように注意!



6分を早回ししています。

バルブを開けて、吸気モードにすると勢いよく空気が入っていきます
ムクムクと厚みが増していきますね。6分後にはちゃんと膨らんでいました。


【表面】こうだったのが、こう!

表面ビフォーアフター

さらさらモッチリな肌触りです。
よくあるアウトドアマットはシャカシャカだったりザラザラで、撥水性や滑らない点を重視した生地が多いです。 このインフレーターマットの生地はいわゆる「もっちりしたクッション」のような、ニットストレッチ生地で柔らかくてとても気持ちがいいです。



【厚さ】こうだったのが、こう!

厚さビフォーアフターメジャー計測 厚さビフォーアフター並べて

3cmくらいだったシワシワなマットが、バルブを開けて約6分放置するだけで自然に10cmになりました。
ただ、このままだと柔らかめな弾力です。
お好みによって更にシングルなら10呼気分くらい、ダブルなら20呼気くらいバルブに口をあてて空気を入れてみてください。パンパンになるほど固めになります。

マット側面ふんわり マット側面フォルム

空気を沢山入れると、マットの側面が丸いカーブを描きます。
アウトドア感が少な目です。 アウトドア用のマットで、このような形状はまだ少ないですよね。これなら普段使いのマットとしても使いやすいと感じました。



異物を下に入れてみた

異物を下に入れてみた

地面に小石や枝があるのを想定して、インフレーターマットの下に異物(ゴムマットのコネクタ)を入れて試してみました。 感触はどうでしょうか。

これなら多少の小石のある場所でも、問題なく寝られそう。

歩いたり立ったりして体重が一点に集中するような時には少し底つき感があるので、「あれ?何かあるかも?」という異物感はありました。
膝立ちや正座してみると、マットに支えられている面が増えて先ほどよりも沈みません。そのため全く異物感は感じませんでした。
寝ると更に支えられる面が増えるので、何も感じることなくゴロゴロできました。
10センチの厚さは伊達じゃありませんね。



使ってみた

設置から収納まで、スタッフに使ってもらい感想を聞きました。

シングルが使いやすくて好き


勝手に膨らんでくれるのがとても良いです。後は好みの硬さになるまでは口で追加して膨らませればOK。
弾力があって、沈み込むことなく腰や背中をしっかり支えてくれています。これだけ厚ければ、地面からの冷気も伝わらないと思います。
男性の体格でもシングルで狭いということはなかったし、底つき感も無かった。
シングルはキャンプでも使いやすそうなサイズ感です。コットの上に置いて使いたいと思った。

ダブルは広々していて寝やすい。テントに敷くならダブルもいいかも。
両サイズともに収納袋に余裕があるので入れやすかった。

使った人

エイジ

(男性・50代)


学生時代の部活:
剣道部

趣味・好きなもの:
旅行

気持ちいい。家でダブルを使いたい。

ヒュ~と音をたてて空気が入っていく。
9割は勝手に膨らんでくれて、あとは自分の好みの硬さまで息を吹き込むだけなので楽。
バルブがどのモードになっているか?は重要なので、使う時に必ず確認してください。

寝心地はとても良いです。
面で支えられているかんじ。手触りも柔らかく、サラサラでアウトドア感はありません。

普通のマットレスと違い、空気層が湿気を通さないのでマット下が湿気ないし、軽いから立て掛けて乾燥もさせやすいです。これなら家でベッドの代わりに使えそうです。
空気を抜けばコンパクトなので、お客さんが泊まりにきた時に使っても良し。
ちなみに、家族(特に子供)が急病で入院した時、付き添い用ベッドを借りますよね。 あれよりも、コットとインフレーターマット、インフレーター枕、ダウンブランケットなどのアウトドア用品が持ち込めるとメチャクチャ体がラクでオススメです!

収納する時のコツは、はじめから「キッチリと空気を抜く」のではなく、「ザックリと大雑把に抜く」を2回くらい繰り返せばとても楽に小さく巻くことができました。 他の商品だと収納袋が小さくててこずる事って多いですが、このマットの収納袋は大きく、スルッと入ります。ノーストレスっていいですね。

使った人

koma

(女性・40代)


学生時代の部活:
吹奏楽部

趣味・好きなもの:
ドライブしながらおいしいもの探し

ちなみに、組み合わせるのにおすすめなのはコレ!

撮影中、色々なライシンのアウトドア商品と組み合わせて撮りました。 実際にこの組み合わせいいな、とかんじたものを何点かご紹介します。

ポップアップテント

まずは、大人4人でラクラク過ごせるのが好評なポップアップテントです。ワンタッチで広がるのは感動しますよ。 テントをサッと設営して、中にマットを敷いてバルブを開けて放置する。その間に何か別の作業をして、6分以上経ったら戻ってきてバルブを閉めるだけ。
うーん、これは楽ですね。このテント内にはシングル1枚、ダブルが1枚ぴったりと入りました。

インフレーター枕

次におすすめなのが、インフレーター枕です。
これもバルブを開けて放置すれば勝手に膨らんでくれます。横幅が、丁度シングルと同じ幅なのでぴったりと使えます。 新色も追加されたので、使う人で色違いにしても良いですね。スエード風生地で滑らない、ヒヤッとしない肌触りが好評です。





まとめ

今回、厚さ10cmのインフレーターマットを使ってみて進化しているなあと感じました。 今までの厚さ8cmも特注で作ったもので十分寝心地は良いのですが、更に上の寝心地を目指せる、そして2サイズに増えたこの厚さ10cmのマット。
この肌触りならオールシーズン、どんなシーンでも使えます。

簡単に設置、収納も比較的コンパクトなので
・キャンプなどのアウトドア、車中泊
・家の寝具として
・書斎横や子供の遊び場所の仮眠スペースとして
・泊まりに来たゲスト用に
・入院時の付き添いの追加ベッドの代わりとして
・防災用品として
色々な場所で、色々な目的で使いやすいです。
どこででも、気持よく眠れるインフレーターマットは自信をもっておすすめできます。




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