トレーニングバンドって何?
トレーニングバンドは、ゴムの張力が負荷となり筋肉に働きかけるトレーニングアイテムです。
トレーニングチューブ、エクササイズバンド、フィットネスバンドなどとも呼ばれています。
「チューブトレーニング」と検索すると、沢山のトレーニング方法がヒットしますよ。
トレーニングバンド8種類の強度はそれぞれこんなかんじです。
負荷別に8種類のバンドがあります。
幅によって負荷強度が変わるので、様々なことにお使いいただけます。
TPE(エストラマー)素材
TPEは常温の時はゴムの性質、高温ではプラスチックの性質を持つ素材。
ゴムの代替として使われることも多いが、ゴムよりも劣化しにくく、リサイクル可能という利点があります。
コンパクト
軽いバンドのみなので、軽くコンパクトで場所をとりません。
外出時も持ち運びしやすいです。
安全性
トレーニングバンドは軽くて柔らかいトレーニング用具なので、落としたり、負荷が強すぎてケガをするような事が少なく、安全性が高いです。
上級者はもちろん、初心者や体力に自信のない方も安全にトレーニングを行うことが可能です。
負荷の調整が自由
長さ、本数、種類を変えることで負荷を調整できます。
長めに持てば負荷を低くでき、二つ折りにしたり短く持てば負荷を強くできます。
トレーニングの種類や体の部位によって適切な強度に変えてトレーニングを行えます。
筋トレをする際の負荷目安は以下となります。
A:筋肥大(競技系ボディメイク・マッチョ系)
短時間で強負荷を与える。例:10秒で10回の反復で限界がくる負荷設定で行う
B:筋力やや増加(通常ボディメイク・フィットネス)
やや短時間で中負荷を与える。例:60秒で15~20回の反復で限界がくる負荷設定で行う
C:脂肪燃焼・引き締め・インナーマッスル強化
長時間で低負荷を与える。例:60秒~30分くらいで20回以上の反復で限界がくる負荷設定で行う
使う目的が広い
野球肩予防のストレッチ、一本背負いの練習なども。
筋トレやストレッチ以外にも、リハビリ、フォーム矯正やサポートなど幅広く対応できます。
また補強練習という面では、
陸上・柔道や格闘技全般・野球・サッカー、ヨガ、弓道など沢山の競技で効果的に使えます。
スタッフが使ってみた感想
スタッフに8種類のトレーニングバンドを使ってもらい、自分ならどう使うか、どの負荷のバンドを選ぶのか試してもらいました。
猫背をどうにかしたい
背中や肩を動かして、猫背を改善
ふと気が付くと猫背になりがちです。
トレーニングバンドが猫背の改善にも効果があると聞いて、肩周辺をほぐし体幹を鍛えたいと思いました。
実際にやってみると、腕だけで引っ張る時はレッドが丁度よかったです。イエローを二つ折りにしても負荷が上がって丁度良くなるんですね。
また、足に引っ掛けて引っ張るような動きには紫が適度に負荷があって好きです。
弱い負荷でも、二つ折りにしたりするだけでこんなに負荷が強くなることにびっくりしました。
5本セットがあれば、ほとんどのトレーニングに対応できると思います。
肩こりを軽くしたい
肩甲骨や肩を動かして、肩周辺をほぐし肩こりを改善
デスクワークのせいか肩こりが凄いので、トレーニングバンドで肩周辺のストレッチをしたいです。
肩を引き上げる動きは多少の負荷が掛かったほうが気持ちが良かったのでブラック、腕回しは弱めで充分だったのでレッド(ブラックだと痛みが出そうでした)、肩甲骨を動かす動きはブラックが私にはベストでした。
上半身のストレッチや軽い筋トレで使うと思うので、弱いほうから4本目くらい(イエロー~パープル)まであればOKかなと思いました。
腰痛を軽くしたい
腰周りの筋肉をストレッチ、軽く筋トレして腰をしなやかに
腰痛があるのが基本な毎日ですが、先日ついにギックリ腰をやってしまいました・・・辛かったです。
トレーニングバンドで腰に気を付けつつも、インナーマッスルを強くしたいと思います。
腹直筋を鍛えるシーテッドクランチはグリーン、脇腹を鍛えるサイドベントはパープルを選びました。他にも背中やお尻の筋トレもやりたいですね。
男性だとブラック、パープル、グリーンあたりが使いやすいと思います。
ストレッチで開脚できる柔らかさをキープしたい
長さを調整すると強度が変化するので使いやすいです
バレエをやっていたので開脚ができるのですが、やはりこの状態をキープするにはストレッチが欠かせません。
もっと開きたい場合は強めの負荷、現状維持なら程よい負荷でやります。
私は現状維持で良いので、股関節の開脚ストレッチならブラック、前後開脚ならグリーンが丁度良かったです。
弱い負荷だと逆にやりにくいので、自分に合った負荷のバンドを見つけるのが大事だと思います。
外出時の筋トレに使いたい
ガチな筋トレにも高負荷なトレーニングバンドなら対応できます
ライシンで働き始めてから、出社すればダンベルがある状態となり筋トレすることが身近になりました。筋トレがルーティンになると、やらない日はなんか気持ち悪いというか、落ち着かない気持ちになるんです。
出張や休みの日は筋トレ出来ないので、トレーニングバンドがあるならこれで筋トレをしたいと思いました。
ただのバンドでしょと思うかもしれませんが、実際使うと結構な負荷でした。
私の筋力で10回繰り返して限界にするには、ダンベルカールはブルー、サイドレイズはグリーン、フレンチプレスはパープルがベストでした。
それぞれダンベルに換算すると約30kg、23kg、16kgになるのですが、外出時はそんな重量物を持っていけないので、軽くてコンパクトなバンドを持っていけばよいならうれしいですね。
ライシンらしい使い方
ダンベルスタンドセットと一緒に使ってみる
ダンベルスタンドの脚に、バンドを引っ掛けて使います。
バンドトレーニングなら、限界まで攻めても重量物を落とすことがないので安心してチャレンジできます。
ダンベルトレーニングの前後のストレッチとして行うのも良いですね。
引き戻す時に、ダンベルに腕などをぶつけてケガをしないようお気をつけください。
必ずスタンドにダンベルが置いてある状態で行ってください。
トレーニングベンチと一緒に使ってみる
トレーニングベンチの脚に、バンドを引っ掛けて使えます。
ピンポイントで狙いの部位に効かせることができます。
体の裏側の筋肉への刺激に良いと思いました。
バーベルのように使うこともできます。
この場合、ベンチ脚の滑り止め部分でバンドを踏んで引っ掛けています。
こうするとベルトに肩を圧迫されずに曲げ伸ばしができます。
ベンチを起こして使うと、バンドが更に短くなるので負荷が増えます。
住宅事情や家庭の事情でバーベルセットの購入を見送っている方も、トレーニングバンドがあればバーベルのように持ちあげるトレーニングが可能です。
他にもこんな使い方(上級者向け)
プッシュアップバー/ディップススタンド
上級者向けのトレーニングとなる、プッシュアップバートレーニングやディップストレーニング。
上腕三頭筋と大胸筋を鍛えるウエイトトレーニングの種目です。
平行棒の上で両手で身体を支え、そのまま上下に動かして自重を負荷としたトレーニングを行います。
ディップスは、大胸筋と上腕三頭筋に全体重がかかるため、他の上半身のトレーニングよりも高負荷になるのが特徴です。
トレーニングバンドを使って、プッシュアップバートレーニングやディップストレーニングで更に負荷を掛ける、または補助としてお使いいただけます。しっかり補助したい方は太めのバンドに、軽い補助がいい方は細いものがおすすめです。
セットもあります
やりたいトレーニングや、効かせたい部位がハッキリと決まっている場合は、単品だけの購入でも大丈夫です。
しかし腕で丁度よい負荷、脚で丁度よい負荷は違うため、きっと複数本必要になると思います。太くなる程、値段も高くなっていますのでオールマイティに使うなら5本セット、ガチな筋トレを考えている方はフルセットがおすすめ。
単品でも販売していますが、5本セットがお得ですし、様々なトレーニングに使えておすすめです。セットになると、バンドを入れる収納袋もついています。
使った人
まるまる
(女性・20代)
学生時代の部活:
美術部
趣味・好きなもの:
ゲーム、お菓子