



ライシンには数種類の総合トレーニング器具があります。
1番新しい商品「エクストラジム」と既存商品「ボディウエイトジムDX」は似ている部分も多く、お問い合わせを頂くこともあります。
そこで、今回は両者の違いをわかりやすくお伝えしたいと思います。
トレーニング
2023.05.12
ライター : koma
総合トレーニング器具(マルチトレーニング)は1台で複数の筋力トレーニングができる器具です。大体のジムに設置されていますよね。
アームを押したり、バーを引いたりして上半身や下半身を鍛える大きなマシンです。
ライシンのマルチトレーニングには、【エクストラジム】と【ボディウエイトジムDX】があります。
両方とも家庭で使えるように、重りをなくして自重で負荷をかけられる静音設計です。
ご覧の通り、大きさや耐荷重、負荷調整にいたるまで、基本のスペックはほぼほぼ同じ両者。
ちなみに先発商品はボディウエイトジムDXでした。
新商品のエクストラジムが発売されてからは、お客様から「どちらを選べばいい?」とお問い合わせを頂くことがあります。
そりゃそうですよね。大きくてそこそこお値段のするマシンですもの。
大きい違いをこちらに示してみました。詳細はそれぞれの項目でご説明していきますね。では参りましょう。
両方とも負荷の調整は9段階です。
でも、この負荷強度ってどちらとも同じ強さなんでしょうか。
70kgの方を目安に、強度の違いを比べてみるとこうなりました。
並べてみると分かりやすいですね。
赤字の部分がより強い負荷がかかっていることを表しています。
プルダウンバーとアームに関しては、エクストラジムの負荷が大きくなっています。
ハンドレバーはボディウエイトジムDXが負荷が大きいです。
負荷5を超えると、随分と差が出てきますね。負荷9にもなると、10~20kg違う箇所もあります。
どの種目で、どの筋肉を鍛えたいのか。
それがはっきりしているならば、この負荷の違いは重要です。
こちらはエクストラジムの方が有利だと思われる点をまとめました。各項目で、詳細をみていきましょう。
エクストラジムにあって、ボディウエイトジムDXには無いもの。
それは腹筋ロープです。
腹筋ロープがあるので、アブドミナルクランチやローイング系などのトレーニング種目もその分多くなります。
マシンの上部についているプルダウンバー。
こちらのつなぎ目が、エクストラジムはチェーン、ボディウエイトジムDXはフック1つになっています。
チェーンなら、この長さを調整することでプルダウンバーの高さを変えることができますね。
エクストラジムは、前向きに座っても、後ろ向きに座ってもトレーニングが出来るように、フットレストは両向きについています。
ボディウエイトジムDXは、前向きでトレーニングする前提なので、前側にしかフットレストはついていません。
ボディウエイトジムDXで、後ろ向きに座ってトレーニングしたい場合は、両サイドにあるフレームに足を乗せれば出来るのですが、細いので少しやりにくいと思います。
エクストラジムは8段階、ボディウエイトジムDXは4段階で高さを調整できます。
エクストラジムは、前向きでも後ろ向きでも取り付けられます。後ろ向きで使う時は、背もたれのように使います。
ボディウエイトジムDXは、前向きだけOKになっています。
両方とも、アームレストを取り外してトレーニングすることもできます。
エクストラジムは3段階の前後調整が可能です。下半身のトレーニングを行う時、自分好みにフィットさせて行えますね。
ボディウエイトジムDXには前後の調整機能はありません。
エクストラジムは、5段階でアームの角度を変えることができます。この角度の違いで負荷を強めたり、種目の難易度が変わります。
エクストラジムのアーム上にある、レバーを引いてアームをスライドさせることで調整します。高めの場所についているので、背が低い方だと調整し辛いかもしれません。
こちらはボディウエイトジムDXの方が有利だと思われる点をまとめました。各項目で、詳細をみていきましょう。
ボディウエイトジムDXは座面の高さを5段階で調整可能です。
エクストラジムはフレームに直接座面がついているので、高さ調整はできません。
ボディウエイトジムDXの1番低い1段目と、高い5段目で座ってみると、これくらいの差があります。
フットレストから座面までは最小40~最大53cmと幅があります。
それに対し、エクストラジムはフットレストから座面まで50cmで固定です。ちょっと高めの設定に感じます。
体格の小さい方が使用する場合は、ボディウエイトジムDXの方が足が着くのでおすすめです。
ボディウエイトジムDXの方がガッシリしていますね。
実際に測ってみると、直径で1.5~2cm程太いです。
使い方や好みによって、どちらが好きか変わる点をまとめました。各項目で、詳細をみていきましょう。
エクストラジムの座面は縦長、厚みは6cm。
ボディウエイトジムDXの座面は正方形に近いです。厚みは4cm。
エクストラジムは切替することなしに、チェストプレスからバタフライに移行できるので、連続でトレーニングが続けられます。
アームの角度により、移行のしやすさが変わります。初心者の私がやると、力の入れ方によってはアームがフニャっと意図しない方に曲がり、ちょっとやりにくい時があります。
ボディウエイトジムDXは、アーム上のノブを切替えてからバタフライに移行します。
一度立ち上がって切替えるので、数秒ですが流れは一旦止まります。
こちらは切替えてしまえば、めちゃくちゃ安定してバタフライができます。
大体の大きさがわかっても、自室に置くとどんなイメージ?
あの場所に入りきるかな?など購入の際には不安は多いものです。
今回はちょっとしたテストも兼ねて、エクストラジムとボディウエイトジムDXを3DスキャンをしてARデータを作ってみました。
IPHONEで下記データを見てみると、ARとして自室に置いてイメージをつかむことができます。
興味のある方は、ぜひ試してみてください。
カメラが起動しますので、置きたい場所に向けて、レンズを動かしてみてください。
ドラッグで動かしたり、角度を変えたりできます。
※どうしても数センチの誤差は発生してしまいますので、イメージをつかむためにご利用ください。
今回は、マルチトレーニング2種の比較をしてみました。
大きさや耐荷重などのスペックはほぼ同じ、静音性や重りが無いタイプというのも同じ。
負荷の大きさとトレーニング種目数の多さが重要なら、新しい商品のエクストラジムがおすすめです。
使用するメンバーに体格が小さめの方がいらっしゃる、使い方がシンプルなほうが良いなら、ボディウエイトジムDXが満足度が高いと思います。
購入時の参考にしてみてくださいね。
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