お届け時~組み立てについて
お届け時
1番目の箱はなかなか大きい
箱は合計3つ。1番大きい段ボールは122×92×20cmです。ちょっとしたデスクの天板くらいの大きさですね。
倉庫だと「そこそこ大きいね」レベルですが、実際玄関に届くとかな~り大きいです。玄関先のスペースは確保しておくと安心です。
中は、パーツ類でギッシリ。
ボルドなど細かいパーツは、小袋に分けられ、ケースにまとめられています。
それぞれ番号がついていますので、取扱説明書を読みながら組み立てて行きます。
工具は不要。動画を見ながら組み立て作業!
工具は付属しているのでお持ちでなくても大丈夫です。
専門的な道具が必要ないので、組み立てたい時にすぐに始められます。
動画を見ながら組み立て作業ができるのは、わかりやすくてイイ!
取説には、組み立て方法が動画で確認できるQRコードがついています。文章だといまいちピンとこなかった部分も、動画でみるとわかりやすいですね。安心感があります。
手順が多いこともあり、大体2人で3時間くらいかかります。
3時間と聞くと、すごく大変そうですが、作業内容はパーツを留めていくことが多いので、特別難しい作業ではありませんでした。ただ、マシンが段々と大きく重くなっていくので、完成した時の達成感もなかなかのものです。
組み立て作業の他にも、基本的なトレーニング種目の動きが確認できる動画もあり、便利だなぁと感じました。
大きさ・高さについて
畳一畳分くらい、とのことですがイメージできませんよね。
私(身長163cm)がマシンの横に立つとこんなサイズ感です。
正面からは比較的コンパクトに見えます。
奥行きが結構ありますね。
※音あり注意
動作中は、高さが5〜10センチほど高くなり、2メートル27センチになります。
一般家庭の標準的な居室の天井高は2メートル40センチ。床に敷くであろう防音や耐衝撃マットの厚みを考えても、十分入る大きさだとは思います。
マルチトレーニング系は10cm~15cmほど天井に余裕があることを必ず確認してから購入していただくことをおすすめします。
エクストラジムの特徴
静か
重りがないから、動作中のガチャガチャ音や衝撃音が少なくて静かです。
静かさの感じ方は人ぞれぞれだと思うので、トレーニング中の1m先に騒音計を置いて、動画撮影してみました。
※音あり注意
撮影場所の環境は、トレーニングしていないときは、大体45~55dbくらいです。
昼間の住宅地や換気扇の近く(1m)くらいの音です。
トレーニングの動作音は、55~65dbくらいの音がします。これは走行中の自動車内くらいの音の大きさで、特に日常生活ではうるさいとは感じないレベルです。
強度1~5くらいでマシンを戻した時の「ガシャン」という衝突音は、一瞬65~75dbくらいです。高速走行中の自動車内、掃除機をかけるくらいの音の大きさです。
やはり多少は音がありますが、実際に間近で聞いていると一瞬の音というのもあり意外と静かだなという感覚でした。
強度6~9くらいでマシンを戻した時の「ガシャン」という衝突音は、一瞬75~85dbくらいです。走行中の電車内くらいの音がします。
一瞬とはいえ、こちらはちょっとうるさいかなぁ。
同じ部屋や階下で寝ていたら、夜中や早朝には遠慮して欲しいと感じると思います。
体格に合わせられる
背もたれなど様々なところが調整可能なので、色々な体格の方にお使いいただけます。
背もたれの調節方法
※音あり注意
肘置きの調節方法
※音あり注意
アーム角度の調節方法
※音あり注意
強度が調節できる
一般的に「自重トレーニング」というと、強度は一定なのが普通ですよね。
このエクストラジムは自分の体重を重りにして、負荷を9段階に調節することができます。
ここがこのマシンの肝なわけです。
では調節する方法は簡単なんでしょうか。
負荷強度の調節方法
※音あり注意
実際にやってみると、ハンドルを引いてからスライダーを動かすだけで、簡単に調節できました。
ただ、すぐに穴が見えなくなってしまうので、どの強度に合わせているのか分かりにくいと感じました。目盛りなどでわかりやすく表示できるようになるといいですね。
そして、商品ページには体重別に9段階の負荷を調節すると、どれくらいの負荷になるのかという表があります。
負荷1と9では50kgくらいの負荷の差があるらしいですが・・・本当にそんなに負荷が変わるんですか?って思いますよね。
ということで、今回は本当に負荷強度の変化を感じることができるのか、身長の違うスタッフに試してもらいました。
使ってみた
今回のレビューでは、チェストプレス、レッグエクステンション、ラットプルダウンの3種目を、負荷1から9まで試してもらい、その違いなどの感想を集めました。
【身長181cm】バランスよく鍛えられそう
個人的には負荷1~2は軽すぎて、負荷3くらいからスタートするのが丁度よいと感じた。
負荷強度の変化は確実にあり、負荷8~9あたりになると相当な負荷が掛かった。全力でやって5回上げられるかどうか、というところ。
たくさんの箇所を鍛えられるようなので、腕・胸・足をバランスよく鍛えられそう。どんな種目ができるのか、一通り取説を見ながら試してみたい。
逆にたくさん有りすぎて何ができるか分からなくなりがちなので、商品ページの種目一覧をプリントしておくと、トレーニングを組む時にわかりやすくておすすめ。
そういえば、プルダウンバーを使った時に、身長の高い方だとバーの位置が少し低く感じた。カラビナを減らしたりと調整したほうが良いかもしれない。
組み立て作業関係では、アームと本体のネジ穴を合わせながら固定する作業などがあり、2人で作業したほうがスムーズに進む。
パーツに関しては、リング留めの箇所でリングを入れにくいところがあるので、グッと開いて通すとやりやすい。
【身長170cm】鍛えたい人にはとてもありがたいマシン
負荷1~5は徐々に負荷が増えてきているのは感じるが、自分には弱くて筋トレしている感じではなかった。
負荷6から明らかに負荷が掛かり、それから1段階上がるごとに強くなった。
チェストプレスとレッグエクステンションは、なんとか負荷9まで動かせたが、ラットプルダウンは9で全く動かせなかったのが悔しい。
たくさんの種目のトレーニングができるので、自分の得意不得意な種目もわかりやすいし、身体の鍛えたほうが良い部分も分かりやすい。鍛えたい人にはとてもありがたいマシンだと思う。
音に関しては、全力で押してそこから手を離す感じでやったので、ちょっと音大きめになってしまった。気になる方は、戻す時に優しく戻せばもっと静かになりそう。
組み立てに関しては、上部パーツだけ、下部パーツだけなら1人でもできるが、すべてを合体させる段階では2人が望ましいと思う。
重いアームを、取付穴に合わせて固定していく手順があり、「合わせる人」と「留める人」がいれば汗だくで作業しなくて済む。
工具は持っていなくてもできるが、ラチェット(持ち直さなくても連続でそのまま締め続けることができる工具)があると作業が捗る。
【身長158cm】自分の弱い部分がわかりやすい
徐々に負荷が強くなってくるのが分かる。私には負荷4から格段に辛くなるのを感じた。
今回3種目を試したが、レッグエクステンションが苦手で、下半身の筋肉が少ないのがわかった。だから、これから重点的に足まわりを鍛えたいと思った。
あと、強度の数値を変更する時に、どの強さなのか数字や目盛りがなくて分かりにくかった。
組み立てに関しては、パーツや手順が多いので、取説の動画を見ながら進めていくのがおすすめ。
【身長163cm】重りが無いのに、自分の体重よりも重い負荷に驚いた
写真のように、重りがなくてとてもシンプルなマシン。スライダーを動かすだけで、そんなに変わる??と半信半疑で試してみた。
実際やってみると、3種目とも、負荷3~4くらいから強い負荷の差を感じた。
体重別負荷重量目安表を見ると、負荷9だと自分の体重よりも重い負荷がかかっているようで、ラットプルダウンでお尻が浮いて全く動かせなくて、負荷の差に驚いた。
私がトレーニングするとしたら、負荷4~6くらいだと思うので、音も大きくなくて、ピンポイントで狙った部分を鍛えられるのは魅力的。二の腕・背中・ウエストあたりを鍛えてみたい。
家ジムとして使うなら、個人個人で背もたれや肘置きを調節できるのもポイントが高いと思う。
組み立て時、動画で見れたのが良かった。作業は難しいわけではないが、パーツが多くて迷ったりするので、取説の図だけよりもわかりやすく感じた。
使った人
トム
(男性・30代)