口腔洗浄器って何ですか?
口腔洗浄器とは、ノズルの先端から高圧の水を噴出して歯や歯間の汚れを落とす機械のことで、ウォーターピックとも呼ばれます。
歯ブラシやデンタルフロス等と併用するもので、歯ブラシではとりきれない汚れを、水流で洗い流してくれます。
歯周病の原因になりやすい歯垢を取り除くことで、口臭や歯周病対策にも効果が期待できます。
コードレスタイプと据え置きタイプがあり、ライシンの口腔洗浄器はコードレスタイプになります。
ノズルは3種類(通常ノズルは同じものが2本)がセットされています。
そして、ライシンの口腔洗浄器で注目なのがオゾン水で洗浄できること。
この機能は、日本初上陸なんですよ。
オゾン水って何?
まず、オゾン水って何?って思いますよね。オゾン水はオゾンガスを特殊な方法で溶かした水溶液です。
高い除菌効果を持ち、次亜塩素酸水よりも人体への影響が低く、触れても肌荒れせず目や口に入っても大丈夫。
ライシンの口腔洗浄器は、洗浄器内にオゾン生成器を搭載していて、「酸素(O2)」と「水(H2O)」を原料にオゾン水を生成します。
特許取得済みで、オゾン水が生成できる口腔洗浄器はなんと日本初上陸なんです。
オゾン水で洗えるって何がいいの?
オゾン水の除菌力は塩素の約7倍 あるんです! すごい除菌力 !
オゾン水は口に入ってすぐに分解され「酸素(O2)」に戻るのですが、その分解過程で1つだけになった酸素原子は近くに細菌やウイルスがあると、くっつけて除菌します。
オゾン水中のオゾンは、残留せずすぐに水と酸素に分解されるので、人体や環境への心配もなく環境に優しい成分なんです。
歯医者さんでうがいする時の水もオゾン水ですし、衛生管理の厳しい食品工場などでも除菌や感染症対策のために使われているんですよ。
オゾン水を使うメリット
オゾン水を使うメリットをまとめると、以下のようになります。
・細菌、ウイルス等の微生物への高い除菌効果
・耐性菌ができにくい
・即効性が高い
・ニオイがほぼ無い
・残留性がなく安全
・皮膚や粘膜への刺激が少ない
安全でニオイも無いのに高い除菌力だなんて、使い勝手が良さそうですね。
使い方
使い方は、本体に水を給水してノズルを取り付け、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間にノズルの先端を近づけて高圧の水を噴出します。
この時注意したいのは、口を軽く閉じた状態でスタートボタンを押し、運転停止するまでは絶対に口を大きく開けたり、閉じたりしないこと。
口を大きく開けると、水が飛び散ってしまいます!
では1工程ずつ、説明していきましょう。
1 : 給水する
※音声あり。準備は簡単 ! 本体を開けて給水して閉じる、ノズルをつけるだけ。
本体の目印をロック解除のマークに合わせて開ける
水を入れます。最大の250mlまで入れましょう。
本体を捻って開けたら、水道水を入れます。250mlまで入れたら外してあった本体上部を戻します。
本体の凹凸を合わせて、目印をロック(南京錠マーク)まで捻り本体を閉じます。
2 : ノズルをつける
ノズルをつける動画は、上の給水の動画に入っています。
ノズルの種類は3つ。通常ノズルは穴が小さいのでパワフルに水を噴出できます。
カチッと音がするまでノズルを押して取り付けます。別のノズルにする時は、取り外しボタンを押すと外せます。
3 : 軽く口を開いてスタンバイ
スタート/ストップボタンを押すとすぐに水が出てくるので、押す前にノズルを口の方向に向け、軽く口を開けて準備しておきましょう。
4 : スタート/ストップボタンで即スタート、+と-で、水圧の調整をする
※音声あり。電源オンして+-ボタンで水圧を調整できます。
スタート/ストップボタンを1秒押し続けるとONになります。
使用方法は至ってシンプル、迷うことは無さそうです。
ただ、スタート/ストップボタンを1秒押すと水が出てくるので、向きを調整してなかったり口の中に向けていなかったりすると、初回はびっくりしてしまうかも。慣れるまでは予想外のところに水を発射してしまいそうです。
ノズルの向きと自分の口を開けて準備しておくことが重要です!
使ってみた
慣れるまで周りを水浸しにしてしまいがち、という口腔洗浄器。
初心者にとって操作方法は難しいのでしょうか。
初めて使うスタッフと、既に他社製品を使ったことのあるスタッフがあつまって試してもらいました。
目的の歯に水流を当てる事は出来る?
紙コップに〇、×、△の目印を書き、水流をコントロールして目的の場所に当てる事は簡単なのかを試します。
※音声あり
思いのほかコントロールしやすく、狙った通りにHIT。
慣れてしまえば簡単にコントロールはできそうです。ただ、実際には鏡で反転した自分の口の中を狙うわけなので、練習は必要です。
音はうるさくない?
水圧を変えると動作音の大きさはどう変わるのか、騒音計で測りました。
騒音計と口腔洗浄器の距離は約30cm 離れています。部屋は閉めきり、エアコンもオフにした環境で測りました。
※音声あり。騒音計の数字が見えにくいです。すみません。
電源を入れる前は約38.0dbです。
一番弱い水圧1の時は約55dbくらいまで上がりました。
一番強い水圧8の時は約66dbくらいまで上がりました。
60db以上は赤いチェックを入れました。
騒音レベルを調べてみると、60dbを超えるとうるさいレベルなので、水圧4くらいからはちょっと音が気になるというかんじですね。
水圧の調整は出来る?
水圧は8段階で調節可能です。+ボタンで水圧レベルを上げていくと、本当に水圧は強くなるのか、水圧レベル8はどんなかんじなのか、試してみました。
※音声あり。
水圧を上げる毎に「お!」「お?」「おおぉ~~?」「おあぁ~~!」「ぬあああぁ~~!!!」と荒ぶるスタッフ達。
レベル7~8は、手のひらでも結構痛い部類に感じました。
これ、口の中でレベル8できる人いるの ? とちょっと引く者も。
スタッフの素直な感想
二人のスタッフに、持ち帰ってもらい、自宅で実際に使ってみた感想を聞きました。
手鏡を使うと奥歯に当てやすかった
ボタンが3つしかないので使っている最中、ボタンを見なくても水圧調整ができるのが良かったです。
初めて使いましたが、操作性はとても良かったです。
動作音は結構大きめでしたが、特に気になりませんでした。
初めてだったので、まだ一つ一つの歯に狙って洗浄するのは難しかったです。
水量は1回で十分で、水圧は3がちょうど良かったです。
それ以上は少し痛かったです。
歯をちゃんと磨いた後に使用しましたが、汚れが結構取れてびっくりしました。最初は少し痛かったけど、終わったあとは歯茎が刺激されてスッキリしました。続けていけば歯の血行が良くなるのでは、と思います!
オゾン水の影響かさっぱりと感じました。若干歯茎が引き締まった感じもします。
普段は洗面所の鏡で見ながら使っています
大手有名メーカーのジェットウォッシャー(据え置きタイプ)を10年ほど愛用中。
ボタンを押すだけなので簡単。手元を見なくてもすぐ操作できました。
口の中なので、見て狙うというよりは、当てながら探っていくと上手にできると思います。
水量は、上下で1回ずつ給水しました。
水量は多いほど良いのですが、手で持ちやすい重さとしては十分だと思います。
自分にちょうどいいのは水圧3で、最初は「おっ」となりますがすぐ慣れていたくはありませんでした。低レベルから試すといいと思います。
想像以上にパルス水流の強弱を感じました。軽く歯を磨いた後でも歯の間のカスが出ます。
特に歯茎のマッサージが痛いほどではないのに、引き締まったように感じたのが良かったです。
オゾン水に関しては、味やニオイがあるわけではないので数回の使用では「さっぱりとした感じ」以外の大きな違いはわかりませんでした。
産後、虫歯や歯茎の違和感が増えたので口腔洗浄器を使い始めたのですが、それ以来、歯医者さんに行ってもよく磨けているとほめられます。
今のところ歯茎のトラブルを指摘されたことはないので、口腔洗浄器はこのまま続けていきたいと思っています。
これはコードレスなので、持ち運んで会社や旅先でも手軽に使用できるのが嬉しいですね。
気が付いたこと
私が試していて気が付いたことは、2点。
1点目は、給水して本体を閉めるときに、+-ボタンやスタート/ストップボタンをうっかり押してボタンを光らせてしまいがちな事。
どのボタンを押しても数秒間光ってしまいますが、水が出てくることは無いので大丈夫です。(誤作動防止の為に、スタートボタン1秒押しで動作するようになっています。)
一定時間が立つと自動的に切れるので安心してください。
あと1点は、使用後に水を捨てる時に全ての水がすっきり簡単には出にくいこと。
本体のカップ部分にフチがあり、どうしてもそのフチ部分に水が溜まってしまいます。その対処として排水キャップがあるのですが、このキャップが外しにくい!
ネイルの爪先が痛むので、私は布巾やキッチンペーパーで水を吸って乾かしましたが、ここは改善されたらいいなと思いました。
ユーザー
まるまる
(女性・20代)
学生時代の部活 :
美術部
趣味・好きなもの :
ゲーム、お菓子