ゴムマットは3種類
大きさは同じ、厚さが違う
はい。今回試してみたトレーニングゴムマットは、2cm、2.5cm、3cmの3種類です。
1枚の大きさは50cm×50cm。
では開封してみましょう。
4枚セットの箱には、コネクタが6個入っています。4枚設置する時はコネクタ4個は必ず使用します。
複数箱・パーツを購入した時に余ったコネクタを使いますので、捨てずに保管してくださいね。
スタッフレビューをするにあたり、今回開封してみましたが、写真のように裏面がビニールに面している部分が丸い形状で黄色く変色していました。
これはゴムを接着する成分によるものでしょうか。ちょっと、新築や色の薄い床に直接設置するのは躊躇してしまいます。
説明書が入っていた部分はビニールの変色はしていませんでした。
気になる方は、念のためベニヤ板を1枚敷いてから設置すると安心です。
1枚1枚しっかりと重さがあります。
こちらは2cmですが、1枚4.2kgあります。ずっしり。
写真の2cmの4枚セット1箱 で17kg !
3cmの4枚セットだったら約26kgですよ ! 重い・・・。まるでトレーニングみたいです・・・。
1箱が重いですから、移動には十分お気を付けて。
ああ、ダンベル類以外にも、またしても重い商品を作ってしまいました。
配送業者さん、すみません。いつもありがとうございます。
1箱で1m四方をカバー。
1箱4枚を敷くとこんなかんじです。
100cmだと、置けるのはダンベル2個+スタンドくらいでしょうか。思ったより狭い印象です。
大体4畳半以上のスペース分(6~12箱+1枚くらい)を購入されるお客さまが多いのですが、当然、上記写真の箱でどどん ! と玄関先に届きます。
玄関の片づけをしておきましょう。
使っているゴムはEPDM
ゴムをいろいろありまして、天然ゴムは結合的に紫外線に弱くボロボロになってしまいがちです。
EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)は合成ゴムの中でも耐熱性、耐オゾン性、耐候性に優れた性質を持っていて、電気特性も良好です。
窓枠ゴム、スチームホース、自動車用部品、電線ケーブル、ゴムの引布、 防振ゴム素材等の屋外環境で使用するクッション材・緩衝ゴム材としてよく使用されています。
耐水性も優れており、水回りのゴムパッキンにも使用されています。
強度はばっちり。しなやかに曲がり、割れにくい。
曲がると言っても、2cmだとこのように曲げやすいですが、3cmはなかなかハードですよ。力を入れて曲げましたが、特に割れたりしませんでした。
しなやかに曲がります。
ゴムマット9枚、150cm×150cmとオプションパーツを繋げてみた
2色使いで市松模様にしてもおしゃれ。
これから、厚さ2cmで「ブラック」と「ブラック×ホワイト」を市松模様に設置します。
スロープとコーナーのパーツも繋げてみます。
コネクタは合計19個使いました。
この赤い円の裏側にコネクタ19個が付いています。
ゴムマットの裏側にある2つの穴と、コネクタの突起2つを合わせてグッと差し込み繋げます。
ゴムマットの繋げ方
ゴムマットとスロープ・コーナーパーツの繋げ方
何分くらいで完成できる?初めから終わりまで。
スロープとコーナーを繋げると、段差が気にならなくなります。トレーニングスペースの完成度が上がるかんじ、わかりますか?!
写真は厚さ2cmですが、特に3cmの厚さの時はこの段差のスムーズさの有り無しは大きいです。
コネクタは別売りになっています。必要な数だけ別途購入してください。
重量級の筋トレ器具を置いてみた。
はい、ライシンのプロバーベルは重いです。
片方41.5kgが2つ、スタンドが14kg、台座を含んだ合計がなんと100kgオーバーの105kg !
これを置いたらどうなるの?
一般的なジョイントマット
30cm×30cm、厚さ約1cmのよくあるジョイントマットです。
よくキッズスペースに敷いてあるアレです。
設置して5分ですが、105kgの重さに沈み込んでいます。柔らかいのでグラグラしてしまい、安定性に問題があると思います。
ライシンのトレーニングゴムマット ( 厚さ2cm )
4枚を敷きました。硬度があり、沈み込みが少ないので安定感があります。
ダンベルの上げ下ろしの衝撃もゴムマットが吸収します。65度という硬度は、一般的なジムでも使われる硬度なので、プロ仕様と十分呼べるゴムマットです。
ゴムマット使ってみた
滑りにくい
音量注意。グリップ性、クッション性ともにいいかんじ。
シューズを履いて、ゴムマットの上で少し運動してみました。
グリップも良く、滑ることはありませんでした。
もしグリップがいまいちと感じる場合は、薄めた中性洗剤で拭いてみてください。
2kgのダンベルをそれぞれ落としてみる。
手を下げ伸ばした状態(床から約75cm)から2kgのダンベルをマット上に落としてみました。
厚さによって衝撃や音の違いはあるのでしょうか。
音量注意。落ちたダンベルは結構跳ねますね。
動画のとおり、どの厚さでもゴムマットに守られて床にゴツッとぶつかる事はなく、無傷でした。
2cmでも十分守られている感はあります。3cmの方が反発する力が多少強く、より跳ね返っているように感じました。
同じ空間だと、衝撃音は普通に聞こえます。
今回は、下の階や隣の部屋への響き方は建物上調査できず、防音についてデータは取れませんでした。
とはいえ、商品ページにもある「第三者機関での衝撃吸収テスト」では良い数値が出ているので、その説明をします。
【臨界落下高さ】
落下時における衝撃が頭部に及ぼす影響を数値化したもの。衝撃緩和性能。
この値の高さまでは、落下しても命の危険が少ないという意味。
厚さ2cmは床から570mmの高さから落ちても命の危険が少ないというデータですが、厚さ2.5cmと3cmは大幅に伸びて800mmと910mmとなっています。
2cmからプラス5mm厚くなっただけで、衝撃がぐんと緩和されるとの結果が出ています。
一般的なベンチの高さは420mm前後ですから、2cmの570mmという数値でも十分な結果です。
さらに上の安全を求めていたり、重いものをガシャンと置く、ジャンプをすることの多い方には2.5cm以上の厚さがおすすめです。
使ってみて気が付いたこと
この写真は、撮影後片づけをした時のものです。
作業中、裏面のゴムのくずがポロポロと出ました。
ただ、ゴムマットの設置や移動、撤去の時しか出ないので、使用中に気になる事はなさそうです。
「ブラック」と「ブラック×ホワイト」を比べると、「ブラック×ホワイト」のほうが足跡などの汚れが目立ちにくいと感じました。
写真は、両方とも足跡がついているのですが、ブラックの方が汚れが目につくと思います。
汚れは、薄めた中性洗剤で拭くときれいになります。
実際に実物を見て検討したいという方に、トレーニングゴムマットのサンプル(有料)をご用意しました。
※こちらはサンプル用の小さいサイズ( 10cm×10cmの大きさ ) になります。通常サイズのトレーニングゴムマットではございません。