外箱・内容物
まずはいつものように外箱を見てみましょう。
スタッフ身長:181cm
1つのメタルダンベルに対し、段ボールは1箱です。
段ボール1個に32kgが入っているので、コンパクトな割にめちゃくちゃ重いです。
両手分を購入した場合、段ボールが2箱届きます。(ぜひ、配送の方をねぎらってあげてください・・・)
設置場所まで移動させる時には、腰をやっちゃわないように気をつけてください。
内容物はダンベル本体と台座、取扱説明書です。
新旧比較! メタルダンベル32kg
【音声あり】新旧メタルダンベルの回す、持ち上げる、振る
動作方法や音などは、新旧それほど変わりません。
新メタルダンベルの方が、回した時のカチカチした音が静かなのに、手に伝わる振動ははっきりと感じるようになりました。
持ち上げる時の「シャッ」というプレートの擦れる音ですが、私はどちらも同じくらいに感じました。スタッフの中には、少し金属音が減ったと感じる者もいたので個人の感覚の違いによる所がありますね。
新旧での相違点や変わらない点をまとめた表です。以下詳しく見ていきましょう。
カバーが無くなり、よりコンパクトに
カバーが無くなり、スッキリとした見た目になりました。
新しいメタルダンベルの見た目はこんなかんじ。
旧メタルダンベルもキラキラとメタル感の強いビジュアルでしたが、新メタルダンベルも負けていません。少し黒い部分が増えて締まってみえます。
フレックスベルに似てきたかもしれませんね。
重量変更で幅が変わり、オンザニーもしやすくなりました。
どちらも片手で簡単に重量変更できます。
旧メタルダンベルはカバーがあるので、常に一定の48cmのダンベル幅でした。
新メタルダンベルはフレックスベルのように 重量変更でダンベル幅が変わるような設計になりました。
重量を増減する毎にプレートが付いたり外れたりしてダンベル幅が変化していきます。
また、シャフトが出ないフラットな端なので オンザニーをしても痛くありません。
両方とも8kgで比べました。
オンザニーで首のあたりまで来る旧メタルダンベルに対して、新メタルダンベルは胸までで納まっています。初見では、大きさが違い過ぎて同じ重量とは思えませんでした。
【どちらも3kg】立ててみるとダンベル幅の違いがよく分かりますね。
ダンベル幅は旧メタルダンベルが48cmあるのに対して、新メタルダンベルは27.4cm。
台座に戻すとサイズはほぼ変わらず
台座に戻したトータルなサイズはほぼ同じです。
横から
上から
目盛りに「+-」が表示されるようになり、より使いやすく
どちらに回すか直感的にわかる
旧メタルダンベルはどちらに回すと増減するか分かりませんでした。
ご自身で目印を付けているユーザーもいらしたのではないでしょうか。
新メタルダンベルは+-が表示されているので回し間違いがありません。
グリップが短くなって安定感がアップ
2.5cm短くなりました。
グリップの長さが2.5cm短くなり、安定感が増しました。
グリップが短くなったことに加え、ダンベル幅が重量毎に変更になった合わせ技で旧メタルダンベルが随分長く見えますね。
縦方向に使う時やオンザニーの時、グリップの長さとダンベル幅の長さから、高重量にすると旧メタルダンベルは不安定に感じるという意見も頂きました。
写真でも分かるように、新メタルダンベルはグリップを含めて全体的にギュッと短くなったのでフラフラせず、扱いやすくなったと感じます。
プレートの形状が変わり、安全性がアップ
新メタルダンベルのプレートは、半月プレート、中間用プレート、端用プレートで構成されています。この構造もフレックスベルやプロバーベルに似ています。
プレートの違い
面取りもされており、一枚一枚が美しい。
両方とも面取りしてあり肌に当たっても痛みはありませんが、ちょっと面取りの種類が違います。
旧メタルダンベルの面取りは曲面で滑らか。
新メタルダンベルの面取りはエッジ部分を斜めにカットしたような形でカッコよさを感じます。
新メタルダンベルのプレートには上下にツメがありますね。
旧メタルダンベルのプレートはつるっとしたシンプルな円盤状です。
「戻す時に、残りのプレートとぶつかって倒れてしまう時があるのが不満」との声もありました。
新メタルダンベルのプレートは、隣同士のプレートと嚙み合わせるので、倒れにくく、持ち上げた時に外れにくくなりました。
【音声あり】プレートの倒れやすさの比較
その反面、カバーが無くなったため転がりやすい
【音声あり】転がりやすさの違い
旧メタルダンベルは、カバーがあるため転がした時に止まっていたのですが、新メタルダンベルは突起がないのでコロコロ転がりやすいです。
プレートが回転しなくなった
プレートの回転
手首への負担という点から旧メタルダンベルのプレートは回転可能なものでした。
新メタルダンベルはプレート同士が噛み合う形状になった為、回転はしなくなりました。
台座の違い
台座が変わり、掴みにくくなりました。移動の際は気をつけて。
新メタルダンベルの台座はパイプ部分が下に下がりました。ここに手が入らないので、動画にあるような移動の際はちょっと傾けて手を入れます。下ろす時に手を挟みやすいので気をつけましょう。
リニューアル後も変わらないところ
1kg刻み、最小3kgから最大32kgまで重量変更
新メタルダンベルも1kg刻みで重量を変更することができます。
ちなみにライシンの可変式ダンベルはほかにもフレックスベルとプロバーベルがあります。
フレックスベルは2kg刻み(36kgは3kg刻み部分あり)、プロバーベルは1.5kg刻みです。
新メタルダンベルは、1kgというより細かい重量変更で様々なトレーニング種目に対応することができます。
【音声あり】3~32kg使ってみた。
今回は完全に持ち上げていないのと、高重量で真上にうまく引き上げられていなかったようで
台座が動いてしまいました・・・持ち上げるのに必死だったので、その点ご容赦ください~
3kgからスイスイと重量変更をして持ち上げられる。シンプルに楽しいなーと思いました。
1kg変更する毎に、半月プレートが付いたり残ったりしていますね。
14kgあたりで辛くなり、両手を使って持ち上げることにしました。高重量になっても重量変更がしずらくなる事はありません。回す力は軽重量と同様、簡単にカチカチと変更できました。
動画でも分かるように、まっすぐに出し入れできなかった時や、高重量で余裕が無くなった時は戻すのに失敗する時もありました。
そんな時は焦らずに直せば大丈夫です。
チェックポイントは次章の「 長く愛用して頂くために」をご覧ください。
グリップの素材
柔らかい素材なので高重量を持ち上げても手のひらが痛くなりにくいです。
真冬のトレーニングは金属のグリップだと手が冷えますが、新メタルダンベルのグリップは冷たさを感じないので個人的には好きですね。
ちょっと太めの直径3.7cm。持ちにくい方はトレーニンググローブの使用を検討してみてください。
クロームメッキで錆びにくい
「メタルダンベル」という名の通り、ピッカピカ、キラキラなビジュアルです。
旧メタルダンベル同様、クロームメッキにより耐食性、光沢や硬度がアップしています。錆も出にくい加工です。
とはいえ、この美しさを少しでも長く保つために、トレーニング後の汗などは拭いておいた方がベターでしょう。
このピカピカは、トレーニング中に目に入るととても気分が上がります。トレーニングしていない時も、ふと目に入るとニヤニヤしてしまいそうです。
デザイン性
こちらスタンドに装着したところです。
クロムメッキの光沢感と黒のコントラスト、美しいですね。(写真は照明の関係で明るくなっています。実際の黒部分はもっと黒いです。)
持ち上げると、こんなかんじでキラキラ部分が増えて・・・分身の術みたい。自分が使ってもきれいなんですが、人が使っているのを見てもきれいです。
気を付ける点
セット時の注意【プレートの向き】
目立ってしまう汚れや傷
今回使った商品は、商品ページ写真の撮影や、何人かのスタッフが試用した後にスタッフレビューで撮影したものです。
ピカピカにキレイだからこそ、ちょっとした手垢やトレーニングで出来るキズが目立ちやすいかな、と思いました。
これはスタッフレビューの撮影後半で撮影したのですが、結構手垢が目立ちますね。
よく使うプレートはキズが目立つものも・・・。
台座のパイプ部は特に細かいキズがありました。
トレーニング時に摩擦があるので、クロームメッキといえども傷は出来てしまうのですね。
どアップで、凝視すれば分かりますが、トレーニングして動いていると気にならないです。また、台座に戻してしまえば摩擦する部分は隠れてしまうので分かりにくいです。
ピカピカだからこそ、目立ってしまうキズや汚れ。
キズは仕方ありませんが、手垢などの汚れは放置すると衛生的にも良くありません。トレーニング毎に柔らかい布で軽く拭いて美しさをキープしましょう。
トレーニングも「美は一日にして成らず」ですね。
長く愛用して頂くために
可変式ダンベルは、間違った重量変更をすると壊れやすくなります。長く愛用して頂くために、以下のことを守ってお使いください。
番外編 あなたの部屋に置いたらこんなかんじ ! 【ARデータ】
大体の大きさがわかっても、自室に置くとどんなイメージ?
あの場所に入りきるかな?など購入の際には不安は多いものです。
地味に好評を頂いているので、今回もメタルダンベルの3DスキャンをしてARデータを作ってみました。
IPHONEで下記データを見てみると、ARとして自室に置いてイメージをつかむことができます。
興味のある方は、ぜひ試してみてください。
カメラが起動しますので、置きたい場所に向けて、レンズを動かしてみてください。
ドラッグで動かしたり、角度を変えたりできます。
※どうしても数センチの誤差は発生してしまいますので、イメージをつかむためにご利用ください。